お母さんは子どもの太陽!

シングルマザーでもPTA役員・委員は免除されないの?

2018/06/29
 
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ひなた
1963年東京都で生まれる   幼少期を埼玉県所沢市で過ごし東京へ転居 短期大学家政科を卒業し一般企業へ就職 結婚・出産・離婚・介護を経験し現在に至る  最終的な目標は田舎で自給自足の生活をすること

「ひとり親家庭だから役員・委員はできません」は通用するか?

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Free-Photos / Pixabay

結論から申し上げまして、シングルでも免除される事はありません。でも方法はあります。どうしても役員・委員をやれないご事情があるのならば保護者会に入らなければ良いのです。

毎年、年度初めになると物凄く気が重くなる役員や委員決めですね。PTA本部役員は早い時期から推薦、自薦があり免れる事が多いのですが、クラスで決める委員は最初の保護者会で決める事がほとんどです。

決まらない場合は、欠席者含めくじ引きで決める学校が多くなっています。しかし、近年ではPTAの任意性が問われ始めています。そもそも、PTAは強制ではありません。任意です。今までは暗黙の了解で全員がPTA保護者会の会員となっていました。しかし、今までも「会員にならない」と言えば保護者会に入らなくても良かったわけで、何の強制力もございません。

 

保護者会の会員である以上はくじ引きにも入らなければなりません

私の息子が卒業した中学校では、今年度(2018年度)から、お手紙でPTA保護者会の「会員になる」または「入会しない」の選択が出来るようになりました。ですので、役員や委員を出来ないご事情がある保護者は入会しないだろうと予想していましたが、結果はそうでもありませんでした。

昨年度、私は給食試食会と家庭学級という講演会を主催する事が担当の委員の委員長にくじでなってしまったので、今年度の委員さんの引継ぎと委員長・副委員長・書記・会計決めの会議に出席しました。(委員には手を挙げたのですがまさか委員長に当たるとは想定外でした)

今年度の委員の方々の中にも、くじ引きで委員になってしまい仕方なく出てこられた方はいました。そして、会計のみ立候補がいましたが、他の役職はやはりくじ引きとなりました。PTA本部の前会長がくじを引きましたが、なんと受験生を持った3年生に全部当たってしまいました。しかも、皆さんフルタイム働いています。

シングルマザーやシングルファーザーでなくても、本当にやりたくない役割です。ひとり親家庭に限らず、PTAの委員は強制ではありません。(保護者会に入らなければ委員は免れる)地域によっては、会員になっていないからといって干される場合があるようですが、本来はそのような不利益があってはなりません。

ひと昔前は専業主婦が多くて、役員や委員もくじ引きではなく決まっていました。しかし、今は時代が変わりました。本来は、ボランティア活動の一環として、出来る人が出来ることをやればいいのです。出来ないという人に無理に押し付けること自体が日本人のおかしな風潮だと思います。

「PTA活動に参加できないのであれば会員にならなければいい」というのも、ちょっとピントがずれていると感じますが、もし本当に役員や委員を出来ないご事情があるのならば「会員にならない」という選択肢があります。

その場合には、学校の保険に入ることが出来ません。それから、卒業記念品は自費で払う事になる場合があります。シングルでなくても大変な事を、シングルの保護者の方がやるのは本当に大変です。

もし、保護者会に入るのであれば、委員に当たってしまった場合のことを考えておいた方が良いでしょう。その時のメンバーにもよりますが、休みが取れないのであれば、「自宅でやれることをやります」と言うか、その時のメンバーで相談するとか、負担を軽減できるように打診する勇気がいります。

私は、息子が保育園の時に保護者会の会長にくじで当たってしまいやりました。その時は、まだ若くて(といっても40代)元気でやりました。その後は、息子小学5年生と6年生の時に、クラス委員と卒業対策委員などをやり、そして昨年度、教養総務委員の委員長をやりました。

一番、きつかったのは昨年度です。もう、50歳も過ぎて体力的に疲れました。途中で体調もメンタル面も崩してしまいました。ちょうど、息子の受験もあって、私が泣いたりしていてはいけないと思って表向き頑張りましたが、自分の時間を大幅に取られて一人で泣いた事も。積極的に協力してくれる委員さんもいれば、嫌な顔をする委員さんもいましたし。

委員さんの中には、私含めてシングルマザーが3人いましたが、意外とシングルの方は協力的でした。今や、3組に1組は離婚する時代です。それに、夫が亡くなってシングルになったという方も、私の周りには知っているだけで3人いらっしゃいます。

シングルでもなく、大して働いてもないのに嫌な顔して協力しない人はいてくれない方がずっといいと思いました。精神的に害でしかありません。本部役員の前では「協力します」と言い、いざ役割分担が決まってから「仕事が休めるか分からない」とメールで言ってくる人がいました。

「仕事が忙しくて休めない」と言っている割には昼間よく見かけたりして。気持ちよく協力してくれる人だけでやった方がスムーズに行きます。だからくじ引きは反対! 本来であれば話し合いで決めるべきでしょう。

一度「やる」と言った仕事を、後から「やっぱりできない」というのは無責任です。いくらボランティアと言っても、社会人としてちゃんと出来ない保護者がいるのが残念でした。そんな人にも「協力してください、出来る事だけでいいので参加してください。」と連絡を取る事さえ不快でした。

ひとり親家庭は特別な家庭ではなく、普通になってきています。ですので、「うちはシングルだから免除して欲しい」という事を言っても通りません。選択肢は「保護者会に入らない」又は「当たってしまったら頑張ってやってみる」この二つしかありません。世間はひとり親家庭にそんなに優しくありません。

 

役員や委員をやることのメリット・デメリットは?

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kabaldesch0 / Pixabay

私は保育園の保護者会の会長をやった時に良かったと思った事は、他の役員の皆さんが「楽しかった!」と言ってくれたことです。周りの方からも「今年の役員さんたちは楽しそうだね!」と言ってもらえて、次の役員さんもすぐに決まったことです。メリットは友達が出来た事と先生と仲良くなれた事、それに子どもがボランティア活動の大切さを理解してくれた事です。

デメリットは、子どもに我慢をさせてしまった事と自分が体調を崩してしまった事です。保育園の時は土曜日の午後に集まって会合を開いていましたが、息子は身体が弱くてしょっちゅう高熱を出していたので、熱のある時は留守番をさせていました。「外に出たらダメだよ」といっても、帰るといつも玄関の外で待っていました。

メリット・デメリットは小中学校でも同じです。友達ができると情報も入って来ますし、お手紙を無くしてしまった時に教えてもらえたり、先生とも仲良くなって子どもの様子が良く分かるようになります。ただ、本当に時間を使うし疲れました。

結論→少しでもやれそうかな?と思ったらやってみることも経験の一つとして自分にプラスになる。

本当に無理!やれない!と思うなら、保護者会に入らないという選択もあり。

 

高校の委員決めもくじ引き!?

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JuralMin / Pixabay

ちなみに、私は今年度高校でも委員をやっています。委員長は懲りたので、会計をやっています。会計は小学校の卒業対策委員の時にもやりましたが、結構楽でした。子どもがお世話になっているから、出来ることは協力したいという気持ちがあります。

入学式当日に、全員が集められて委員決めをしました。3年通しての委員を最初に決めましたが、委員は全員がやると最初からお手紙で来ていたためか、話し合いで決まりくじ引きはしませんでした。

学校によっては「高校もくじだよ」と聞きます。でも、最初にPTAに入る入らないは選択できるようです。うちの子どもの高校では、そもそも、そのような選択ができる余地はありませんでした。学校にもよるのですね。

余談ですが、最初の役職決めの時に前委員長が「委員長から決めます!立候補いなければくじ!学年から代表2名出してからその中で委員長決めます。」と言ったのは想定外でした。私も必死だったので「会計やる気で来ました。会計ならやれます。委員長無理なんですけど?」と言いました。

最初は冷たく「私に言われても困る」と言われたので、他の学年回ってお願いしました。「母子家庭なんです!介護もしているんです!委員長は無理です。会計やらせて欲しいです。お願いします!」と、

言っているうちに泣けて来ました。でも、他の方が「いいよ!」と言ってくれたので、委員長は免れました。主張するべき時は主張してみるもんだと正直、思いました。よく欠席される方がいますが、欠席して委員長や副委員長に当たってしまう方がいます。欠席するよりも、ちゃんと出席して理解を求める方が良いと思います。(保証はできませんが)

 

PTAは頑張り過ぎなくても良い活動にするべき!

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SarahRichterArt / Pixabay

実際にPTAの役員・委員を今までやってきて、デメリットよりもメリットの方が大きかったと感じます。それは、人生は何事も経験だと思うからです。保護者がボランティア活動をした経験がある場合、子どももそういう事ができるようになる確率は高いです。

やっている最中は本当に大変でしたが、終わってみると「結構出来ちゃた」と思えます。委員をやっていた時に、人間関係も色々ありましたが、そういった事の一つ一つを越えて行くことで人間力が付いたとも思います。何事も前向きにとらえるしかありません。

いずれにしても、ご自分が後悔しないように決めれば良いでしょう。

PTA役員や委員の仕事は、誰でも無理なくできる範囲に縮小しなければ、今後PTAの存続すら難しい時代になっていくのではなかと危惧する所であります。私が保育園の会長になった時も、昨年度の委員長になった時も、皆さんの負担軽減に尽力しました。本当に自分でも褒めてあげたいくらいです。

PTAを無くすという極端な考えは持ちませんが、保護者会の役員・委員の負担軽減を世論に強く私は訴えたいです。皆さんも、今後、何かの折に付けPTAの保護者の負担を軽減する方向で意見を発信して頂きたいと思います。

シングルマザーに限らず全ての保護者が安心して笑顔で子どもたちを見守ることが重要です。負担が大きく、保護者が笑顔でいられない状況に追い込まれてしまえば元もこうもありません。

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1963年東京都で生まれる   幼少期を埼玉県所沢市で過ごし東京へ転居 短期大学家政科を卒業し一般企業へ就職 結婚・出産・離婚・介護を経験し現在に至る  最終的な目標は田舎で自給自足の生活をすること

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